| 丁子田の家_足場バラし
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長らく工事を続けてきた「丁子田の家」の足場が撤去され、ついにその立ち姿を眺めることができました。

 

 

 

東垂れの傾斜のある地域でこの視線の抜けをお気に召して土地を買われたようで

 

造成地特有の2段構えの敷地を「地の利」へと変える建築の建ち方を目指しました。

 

 

 

いかにも「駐車スペースとしてご利用ください。」な造成計画とどう向き合うか。

 

 

 

敷地面積の数字こそ大きいが、利用できる敷地は限られている。

 

 

 

 

こういった負の要素は逆手にとって活かすことで「大きな価値」へと変えられる。

 

 

 

 

そんな造成地での新たな建ち方となる「大きく構えた」小さな平屋の家が間もなく完成します。

 

 

 

 

そう、この家は床面積28坪にも満たないコンパクトな住宅。

 

 

 

床面積の数字以上の価値を持ち、物理的な壁でなく感覚的な距離によって街との繋がり方を意識しています。

 

 

 

 

「面積以上の価値観」「敷地の高低差」「街との繋がり方」

 

この辺りのワードが気になる方には是非見て頂きたい建築です。

 

 

 

 

小人数限定で、久々に内覧会も考えています。

 

 

設計監理中のお客様だけで枠が埋まってしまう場合もありますので、あしからずご了承ください。

 

 

 



2022年3月17日



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