| デジャブ
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三重県内で設計を進めてきたオフィスが着工し地鎮祭を執り行いました。

 

 

 

オフィスとしての機能だけでなく地域の方々や遠方から訪れる方にも過ごして頂けるパブリックな要素を掛け合わせた建築になりそうでワクワクしています。

 

 

 

今では基礎の配筋検査も終え、1か月後の上棟へ向けて鋭意進行中なのですが

 

 

 

大工さんによる構造材の加工も始まったとのことで様子見へ伺いました。

 

 

 

 

 

 

 

建築の骨格としても木造の新しさを目指しており

 

 

 

今回も大工さんの手刻み加工で実現して頂くことになりました。

 

 

 

恐らく出来上がった建築を見て手刻みだと気がつく方はいないかもしれないですが

 

 

 

それでも、誰も気がつかないとしても

「手刻みで実現した」という過程があるだけで

 

価値あるものだと思っています。

 

 

 

だから三脚とカメラ担いで高速へ乗り記録しに行くのです。

 

 

 

それに、自分が設計した建築を大工さんがどんな加工をするのか

 

その技術を見ると新しい建築の可能性まで発見できそうで、できることなら毎日通って目の前で見ていたいものです。

 

 

 

 

 

たいていは

大変すぎて苦笑いしていることばかりですが

 

関わって下さっている方々があまりにも楽しそうに話してくれるので

 

 

 

きっと楽しいんだ。と勘違いしてしまうほど

 

 

 

もう何度も同じような大変な場を一緒に乗り越えさせてもらいましたが

 

 

 

 

「デジャブのようですね」

と確信犯な言い訳をし続けたいと思います。

 

 



2025年10月30日



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