川本達也建築設計事務所

| 220308_柱脚金物設置

先日の基礎ベース部分の打設が完了し、次回立上り部の打設に先立って

本日は駐車スペースの鉄骨柱を受けるための「柱脚金物」の設置が行われました。

事前に詳細な施工図で打ち合わせを重ねた通りの特注金物が現場へ届き

取付位置や高さが1mmもズレることのないよう慎重に計測しながら設置作業が進みます。

位置が確定すると現場溶接を行い、しっかりと固定されました。

次回基礎立上り部のコンクリートが打設されることで、より堅固な設置固定となります。

木造の現場としても、基礎施工中の光景としても、溶接作業が行われている少し珍しいこの建築ならではの光景です。

続いて、基礎の「止水処理」の確認を行いました。

基礎はコンクリートで一体のように見えて実は、打設を2回に分けるジョイントが生まれます。

このジョイントは雨など水の通り道となり得るので外部と接する外周部には写真にあるライトグレー色の「止水板」という防水板を打設時に埋め込むことで止水処理を行います。

この止水板も当然、長さに限りがあるため、ジョイントが生まれるのですが

この止水板のジョイントの重ね方が適切であることをぐるっと四周目視で確認させて頂きました。

これにて止水処理の確認ができましたので3/10(木)朝から立上り部の打設が行われます。

2022年3月8日

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