いよいよ建て方当日となりました。
この日を一日体感して頂いたことで
僕らがこの日を「お祭り事」と呼ぶ意味を共有できたかと思います。
着工してからの数か月間はこの日のために職人さんと打ち合わせを重ね、資料の確認チェックバックを繰り返してきました。
僕にとってもこの日はとても大切な記念日で渡邉様と共に設計を進めてきた建築がついに建ち上がる瞬間を少しでも記録したく
大工さん達の雄姿を残すべく一日中撮影に徹しておりました。
今日の記事は監理というよりはその雄姿を渡邉様と共有するアルバムのようなものです。
あまりにも写真が多いので、あえて省かせて頂きますが
1層目の躯体はあっという間に組み上がり「準備運動」段階は難なく終えました。
お子様も楽しそうに様子を眺めており、双眼鏡まで持参してしっかり工事を見守って頂いているのかと思いきや
工事などそっちのけで、ドローンに興味津々のようでした。
そんなことにはお構いなく、ここからが本番というところで1回目の休憩に
大工さん皆さんが楽しそうに過ごしているのが印象的で、ここからの工事が面白そうだと会話が飛び交っておりました。
こういった光景を見ると、なんだか僕も嬉しく
メインの屋根を掛け始めた、この頃から
徐々にただ者では無い雰囲気が出始めて
なぜか難しい工事に取り掛かっている方が笑顔が増えるこの方達
このキラキラした目で楽しそうに手を動かす大工さんを見ると、大変な工事で申し訳ないという気持ちではなく
この建築を一緒に実現できるのがこの方々で良かったとつくづく実感しました。
とは言え、難しい工事に思ったより時間は掛かり
1日目の作業を終えた頃には月の光に照らされる時間
正直、この建築についてはCGで何度も何度も、あらゆる角度で見てきましたが
建ち姿がこんなに凄いとは思わず、僕の想像を遥かに上回る出来栄えです。
工事はまだまだこれから続きますが、ひとまずこの建築が現実に現れてくれたこと
誰も怪我無く無事に上棟を迎えられたこと、誠におめでとうございます。
引き続き監理を引き締めて参ります。
※撮った写真の一部を記念にまとめて追って送付させて頂きます。
2022年4月18日
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