その日は日の出と共に家を出て
お馴染みのメンバーとほとんど談笑な作戦会議。
建て方の朝の恒例行事です。
大工さんによる手刻み加工はその後順調に進み
通常規模の3倍以上の木材が現場に運ばれ
モミジも赤く万全な時期にクレーン2台体制でいよいよスタート。
三重県のこの自然豊かな地域で地元密着で経営をされてきた会社の新オフィス。
この地域らしい山の裾のような建築を新しい木造として解き
地域住民や遠方からも人が気軽に過ごせるような場となることを願って
地域に還元する建築となることを目指しています。
柱や梁で「軸組を組む」というよりは「梁を沿わせて接合していく」ような建築。
梁を横からひたすら打ち付けていくその光景は建て方工事としてもあまり見たことない景色で
梁を叩いて組んでいく昔ながらの「トンカン トンカン」でなく、およそ500本の梁を打つための大量のインパクトドライバーの音色。
このまま続ければ本当に山まで届いてしまいそうなので今日のところはこの辺にしておきました。
そんな建て方工事は予定日より少し長くかかりましたが
どうしてもその瞬間に立ち会いたい僕は現場に仕事スペースを借りて
いつ出てきてもいいように4日間そわそわと、出産予定日的な働き方をさせて頂き
仕事をしながらも、時折そばに寄り添い柱をさすって一緒に頑張りまして
4日目の13時56分、元気な建築が誕生しました。
性別はわかりませんが、あまり気にもしていません。
これから大きく育ってくれればと思っています。
そんな願いを込めて餅投げを。
角ばった「切り餅」を投げるという、これもあまり見ない光景でしたが
一同ヘルメットを着用していたので支障ございません。
2025年12月17日








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