| 名古屋市美術館
2019年1月15日
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週末にめずらしく名古屋市美術館へ
普段展示会などあまり行かない方だけど、たまたま「アルヴァ・アアルト-もうひとつの自然」が近くで見れるという情報を見てしまって行ってきました。
フィンランドの建築家で建築と自然との関係を考え続け、手摺などディテールに至るまで自然素材を扱う有機的な建築をつくる巨匠です。建築と自然にとどまらず、それを人が使うことでようやく「もうひとつの自然」となる。
パネルや映像、実際につくっていたスタディの数々。この展示でアアルトが目指していた「もうひとつの自然」が少しだけ体現できる内容になっていたと思う。
学生の頃に「建築のスケール」について考え始めてからもうすぐ10年。実際に建築をつくるようになった今、より建築には大きさの単位や用途を超える普遍性が必要だと強く思う。僕にとっての「もうひとつの自然」を整理する良い時間でした。
2019年1月15日
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