
一宮市内で進行している「今伊勢の家」の建て方が行われました。
基礎ができてから天気の都合で少し時間が空きましたが、待ち焦がれた構造体をようやく見ることができました。
この梅雨の時期によくぞここまで晴れてくれたと思うほどの晴天で、事務所に戻る時間も勿体ないので片手にカメラを握りしめて一日現地で過ごしました。
この日の写真は監理用ではなく、クライアントに楽しんでもらうためのものだけれど
日程の都合も良く現地で一緒にご覧頂き、楽しんで頂けた様子で何より。
写真も良いけど建ち上がっていく瞬間を目で見るのがやはり特別ですので。
建て方当日はこれまでの打ち合わせ通りに進んでいるかを眺める時間がほとんどで気が緩みがちだけど
つい発見してしまう打ち合わせと違う金物の位置。
望遠レンズを覗いているがために、些細な事に気が付いてしまった。。
既に作業に取り掛かっていたので迷いましたが
少しでも金物が見えないようにと要望を伝えると快く賛同して頂き、軌道修正が間に合って良かった。
皆さんベテランの大工さん、当然経験のもとの判断で施工して頂いており、こちらもその経験や技術をお借りしている。
ここから先の工程にはこの「判断」が山ほどあるけれど
できたものにケチをつけるような監理はするつもりないので、「先読みの監理」で常に軌道を共有したい。
同じ施工者と仕事を重ねる度にお互いのクセや考えが分かるようになってきて、より先読みがしやすくなっている。
ただ、天気だけは読みが外れて毎回悩みの種に。
気候を先読みする力量が僕には全然ないので
気象予報士の資格をもったスタッフ希望の方は優遇します。
2020年6月19日
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