| sme_基礎配筋検査
2023年6月26日
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三重県四日市市内で現場が進行中の店舗「sme」
基礎配筋検査が完了し、着々と建て方へ向けて監理中。
この上なくシンプルな配筋で間違えるはずもない設計になっているので配筋検査は難なく。
そこそこの面積でフラットなスラブが敷かれるので、構造計算上も100mmピッチの細かな配筋が必要とのことで
施工的には繊細な工事となるので大変だけれど、僕としては配筋が細かい方が歩きやすくて何よりです。
それはそうと、ここ最近頂く設計のご依頼は
色々と制約があり建ち方そのものに工夫が必要であったり
そもそも建てることのできない地域で特別な許可が必要であったり
中には実現したこと自体が奇跡だと思えるような案件もあるけれど
やはりどこか特徴的な条件をもつプロジェクトが増えているような気がします。
それはもしかしたら、時代背景による理由があるかもしれないけれど
働く場所や通勤に縛られない働き方が世の中に馴染んできているのか、市街化調整区域で建てたいご要望を多く頂きます。
僕個人的にも調整区域らしい建ち方や、そうでないと有り得ない建築を目指すことができるので楽しい限りですが
やはり周囲に建物も少なく、地続きに連続しやすい環境であることが多いので自然と平屋の案に向かうことが多いように思う
今回の店舗「sme」もまさに
4件目の調整区域で、実に7連続目の木造平屋の建築です。
キリよく年内に竣工できるよう、現場監理に努めます。
2023年6月26日
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