愛知県名古屋市内の店舗兼用住宅 hty。
先日建て方が行われ夏頃の完成を目指して現場が絶賛進行中。
やはり建て方というのは良いもので
この仕事をしていると定期的にやってくる工程ではありますが
この日ばかりは工事というよりはやはりイベントごとで
例えるなら運動会のような、みんなの思い出になる日なんだと思います。
そして僕は我が子の晴れ舞台を一番良い状態で写真におさめるべくカメラ構えてウロウロする父親なんだと思います。
そんなとこに三脚置いたら絶対邪魔なんだけど、我が子が一番良く見えるところなので陣取っておきたい。
それが父親なんだと思います。
最近はSNSやインターネットでも建て方についての情報が様々出ているようで
この日を盛り上げるべくお茶出しやお菓子を振る舞って頂くクライアントも多く、準備して配っているその様子もどこか楽しそうでなお良いです。
きっとこういったクライアントの気づかいや盛り立てて下さった建て方を終えると現場に一体感が生まれてその後も良い現場になるんですね。
主役はクライアントであり現場の職人の方々なので
僕は父親として一歩引いたところから皆さんの様子を眺め写真を撮っているだけですが
この日もまた良いものを見させて頂きました。
誰もケガすることなく見事に上棟をすることができましたので
いつものように円陣を組んで締めの言葉でこの日を終えますが
訳あってこの日は僕が締めの言葉を担当することになりましたが
ここは父親の威厳を保つため堂々たる締めの挨拶とするべく一歩前に出て皆さん一人一人の目を見て思いつく言葉を発しました。
しかしながら突然の挨拶担当に焦りが出てしまい
全く締まりのない言葉しか出てこず、その場の空気が静まり返ってしまいましたが
これもまた父親なんだと思います。
2024年3月14日
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