| 221112_引き渡し
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全ての工程を終え、いよいよ引き渡しの日となりました。

 

 

この日を目標にこれまでやってきたのですが、いざ迎えると寂しいもので

 

 

工事が始まってからは約1年

 

 

設計が始まってからは約2年半

 

 

 

図面や模型、CGをとにかくつくり続け

 

渡邉さんの住まいとしても、僕の作品としてもベストなものをつくりたくて必死でした。

 

 

それだけ大切に育ててきた子どもが巣立っていくような感覚で、この数日間はこれまでのことを思い返してばかりで他の仕事も手につかない状態です。

 

 

 

特に今回は施工を請け負って下さった箱屋さんに多大な協力を頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

設計が終わり施工者を決めようとしていたあの頃、僕も面識がなかった箱屋さんにお願いすることになり本当に良かったと思っています。

 

 

 

 

その点含め、僕としては思い残すことのない建築をつくることができ、自信をもって代表作と言えるものができました。

 

 

今現時点でも最若手の僕に任せて頂いた気持ちに答えたく、僕としては全力で全てを出し切って設計監理をさせて頂きました。

 

 

この長い期間、度重なる打ち合わせを共にして頂き本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

今日、松本さんからも説明がありましたが

 

 

引き渡しといってもひとつの区切りで、これで終わりというわけではありません。

 

 

これから暮していく中で木造特有の動きでクロスや建具が反ることもあります。

 

 

年月をかけて調整、点検をしていくことで落ち着いていくものと思って頂ければ幸いです。

 

 

 

 

また、撮影や1年点検でもお邪魔させて頂くことになるかと思います。

 

 

住まわれている様子を見せて頂くことも楽しみにしています。

 

 

 

ひとまず、お互いにお疲れ様でした。

 

竣工誠におめでとうございます。

 

 

 

 



2022年11月12日



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