| 200518_プレカット打ち合わせ
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基礎が出来てから建て方までの間は現場の動きが少なく、書くことが特にないので

 

 

現在進めているプレカット打ち合わせの進捗をお伝えしますね。

 

 

 

前にも少しお話した「プレカット」と言って、建て方に向けて事前に工場で加工する工事が進行しています。

 

 

今回の吉川邸では内装の至る所に構造体をそのまま仕上げにしている箇所があるので

 

 

加工する職人さんそれぞれと大事なポイントを共有しなければなりません。

 

 

定期的な打ち合わせもしますが、僕らは写真のように図面にメッセージを描き合い、ビスの位置や固定方法など細かな調整の繰り返しです。

 

 

 

何も言わなければ当然、職人さんは自由に解釈して施工を進めるのですが

 

やはり、見えない箇所での固定やビスの位置ひとつで見え方が変わってくるので

 

職人さんの技術をお借りして、できる限りのこちらの要望を伝えています。(怒られない範囲で。。)

 

 

 

実はあの3m近く跳ね出す屋根には、梁の一部に鉄板を仕込んで強度を高めており

 

仕上がるとその鉄板が見えない仕掛けになっています。

 

 

恐らく同業者から見ても不思議な屋根になるのではと期待しています。

 

 

この屋根を実現するための加工もまた難易度が高く、職人さんの知識を頂いて少しずつ加工方法が固まってきました。

 

 

 

本当、毎度の無茶ぶりに怒られないかヒヤヒヤしながらも一緒に頭を抱えてくれる職人さんに感謝です。

 

 

 

建て方日程も6/11に決まり、いよいよプレカット打ち合わせも大詰めです。

 

 

 

 

 



2020年5月18日

Comments

  1. 吉川文裕 より:

    そうなんですね。
    こちらは変化がないなぁと思っていますが、
    裏では非常に大事な打ち合わせを重ねていただいているのですね。
    難易度が高いことに職人さんと一緒に向き合い、
    任せっきりではなく、細かい対応していただいており感謝です!

    あの屋根にも秘密が隠されているのんですね、楽しみです!!

    • kawamoto より:

      現場の動きが少ない間に一番大事な打ち合わせが密かに進んでおり、東京にいる構造家とも連絡を取りながら無事に構造材の加工方法が決まりました!
      ボルトなど細部の見え方ひとつで、全体の印象に大きく関わるので僕が一番大切にしているところでもあります!




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