ついにこの日がやってきましたね。
しっかり竣工式を行うのも吉川さんらしいなと思いました。
地域性もありますが、僕個人的に住宅の竣工式を行うのは人生で二度目です。
今日は貴重な経験をさせて頂きました。
この日を目標に今まで進めて来ましたが、やはりずっと手を掛けていたものを引き渡すというのは少し寂しいもので
大切に育ててきた子どもが巣立っていくような感覚です。
今日無事に引き渡しを終えて思うことは
とにかく走り切ったなと。
今はとにかくその一言しか出てこずに、この1年半のことに思いふけて他の仕事に手がつかない状態です。。笑
設計当時まだ20代だった最若手の僕を信じて選んで下さったお二人に対して最大限の手を尽くすために、足を止めずに無我夢中でした。
そんな無我夢中の僕にお二人がしっかり付いて一緒に走って下さったことが本当に凄いことで
設計初期からの膨大な打ち合わせも大変だったと思います。本当にお疲れ様でした。
出来上がったものは僕としてもこの上なく満足いくもので
お二人のセンスに助けられたことが多々ありました。僕だけではこんなに良く仕上がらなかったはずです。
本当に感謝しきれないです。
施工を澤崎建設に受けて頂けたことも本当に運が良く、三島さんにもたくさん助けられました。
職人さん業者さん一人一人とうまくコミュニケーションを取れたことがこの結果に繋がったのだと思います。
当初建築家に依頼することも想定していなかった吉川さんに
人生掛けてひとつの建築をつくる僕ら設計事務所が存在するんだということを知って頂けたならそれだけで本望ですし
その周りにはこの道一本でやってきた凄腕の職人さんが一丸となってひとつの建築をつくり上げたことを体感して頂けたならとっても嬉しいです。
なんだか涙が出てきそうなので、この辺にしておきましょうか。笑
今日引き渡しといっても手放すわけではなく、ひとつの区切りとしての日です。
木造の建物というのは常に動き続ける生き物のようなもので、これから住んでいく上でクロスの隙間や建具の歪みなど少なからず出てくるものです。
点検をし、年数を重ねていくことで落ち着いていくものだと考えて頂ければと幸いです。
また1年後の点検で様子を見させて頂くのも楽しみにしています。
これにて当事務所としての監理記事は最後となります。
本日は誠に竣工おめでとうございました!!
2020年11月12日
川本さんのお言葉を聞いて私も涙が出そうです
家づくりを経て、このようなセンチメンタルな気持ちになるとは当初は思いもよらなかったです。笑
私の率直な感想としては、楽しかった!です。
自宅に来て頂いていた時の打ち合わせも、毎週の定例会も大変だと思ったことは一度もありませんでした。むしろみんなで作り上げていく過程を見ていくことが楽しみでもありました。だからこそ、今こういった気持ちになってるんだと思います。
今日、奇跡の家って言葉が出ましたけど、川本さんとの出会いから始まって、たくさんの偶然が重なってできたこの家ができたことは、あながち本当に奇跡的なことだなと思います。
本当に一切手を抜かず真摯に私達と向き合ってくれた姿勢に感謝と尊敬の気持ちを込めて、一年半ほんとうにありがとうございました!
そして今後もどうぞよろしくお願いします!
センチメンタルな気持ちになって頂ける程、お互いに本気で家づくりに向き合えたんですね。
本当に永田さんからの繋がりで出会えたことだけでも奇跡で、楽しんで頂けたことも何より嬉しいです。
こちらこそ、今後ともよろしくお願い致します!
本当に妻の言葉と私も同じ事を感じています。
とにかく、好きなものを詰め込んだ我々と川本さん、そして三島さん澤崎さんとの共同作品です。
思い返すと涙が出そうになりますね。笑
この家が出来上がる過程は楽しい思い出となり私の記憶に刻まれています。
今後は、家族とともにこの家と一緒に新しい人生を刻んでいきたいと思います!
今後の川本さんのご活躍を心から願っております!
応援してます!
今後ともよろしくお願いします!!!
この監理ページもまさに、工事監理報告は当然ながら過程を楽しんで頂き思い出となるためのものでしたので、そう言って頂けて嬉しいです。
この監理ページは可能な限りずっと残しておきますのでいつでも見返して頂けるようにしています。
吉川さんのためにも今後の活動も頑張ります!
今後ともよろしくお願い致します!
この吉川家ページは、
しばらくしたら見られなくなりますか??