| セパ
2016年3月24日
|
[次の記事]

三重県四日市市内で進行中のRC造物件では一般的には使用しない特殊セパを使用しました。
そもそも「セパ」とはコンクリートの型枠を内側から固定するための金具で型枠にかかる圧縮の力に対応するために設けるもので
コンクリート面でよく見るあの丸い凹みです。
この穴にモルタルを詰めて仕上げていくのですが、時々このセパがあることで都合の悪くなることや、セパの割り付けが上手くいかないときがあります。
何よりセパがあることで、コンクリートのよくある表情になってしまう。
そこで今回使用することになったのがこのセパを極力無くす、目立たなくなる特殊なセパです。
残る跡が小指程度と小さいため、穴にモルタルを詰めて消していきます。
大通りからよく見える場所に建つ住宅ですので、これからの仕上げで目を惹く特殊な見え方になるよう期待です。
2016年3月24日
コメント