昨年春頃から設計を進めてきました「直江町の家」が竣工し、先日引き渡しをさせて頂きました。
市街化調整区域に建てるという高いハードルをクリアするところから始まり、細かな施主打ち合わせを幾度となく繰り返させて頂きようやくこの日を迎えることができました。
このトラス柱がズレながら並ぶことによって住空間をつくり、耐力壁の位置に縛られることなく開口部をフルで設けることができる開放的な空間を得ています。
そのための緻密な構造計算と精度の高い施工者の技術により無事に完成することができた。
今回も、いつも通り現場は大変だったけど
工事を終えた今、本当にこの工務店に施工頂けたことに感謝が尽きない。
この現場監督さんとはもう長い付き合いでお互いのやり方納め方を理解しているので言わなくてもほぼ意図が伝わっている。
それでも連絡を怠らないのがこの現場監督さんで、「こうだと思いますが、」と当たり前のことを逐一連絡下さる完ぺきな仕事を今回もして頂きました。
不思議と良い現場監督の周りには良い職人さんが多く
それもきっと職人さんを大切にするあの気遣いのお陰かなと改めて感心。
お陰様で細部の施工が本当に丁寧。
トラスによる斜め部の注意点、なにも話さずともこんなに綺麗に納めてくれる大工さん滅多にいないです。
その他似た納まりを以前にもして頂いているので、その時の反省点や経験を活かしてお互いに詳細図を出し合いアップデートされた納め方を一緒につくることができた。
さらに回を重ねてお互いの性格やクセをもっと理解できると監理の質がまた向上すると思う。
今のところ僕からの不満な点は一切無いので、僕のクセ監理に落ち度がないか見直すだけですかね。
またどこかの現場でご一緒できるのを楽しみにしています。
2021年10月18日
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