本日は、基礎立ち上がり部分のコンクリート打設を行いました。
本日も晴天で本当にこの時期は雨に悩まされることなく基礎を完成させられるので助かります。
前回同様にまずは現場に届いたミキサー車からコンクリートを採取し
構造設計通りか試験を行い問題ないことを確認させて頂きました。
続いて型枠内の状態をチェック。
一部釘や葉っぱが落ちているのを取り除いて頂き、型枠の「散水」を確認しました。
「散水」とは
写真のように打設前に型枠内を水で濡らすことです。
基礎のコンクリートは事前に水とセメントの配合が決められてつくっているので
打設の際にベニヤの型枠にわずかですがコンクリートの水分が吸われてしまいます。
そうすると適切な配合から少し変わってしまうので、事前に型枠内を濡らすことで水分が失われないように調整するようにしています。
型枠内の状態も問題ありませんので打設に入ります。
今回は一般的な木造の基礎と比べて高さが高いので、職人の人数も多く
上からのバイブレーターと併せて外側から木槌で叩くことで型枠内にコンクリートがまんべんなく送られるようにして
空気をしっかり抜くことを意図しています。
あくまで木造の基礎ではありますが、高さ1.4mのコンクリート打ち放しの壁でもありますので
外周部の型枠は割付を綺麗に整えて美しいコンクリートができるよう監督の三島さんと打ち合わせを重ねております。
これにて年内の動きは完了で、正月休み期間にしっかりコンクリートを硬化させ
年明け最初の工程が型枠のバラしとなります。
コンクリートは急激に乾燥させずに、ゆっくりと固めていく方が良いので正月休みがちょうど良い期間となり
少し雨が降るのも良いなと思います。
2021年12月24日
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