| 211220_鉄骨トラス製品検査
2021年12月20日
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現場での基礎配筋検査の後、岐阜県郡上市にある鉄骨工場に伺い「鉄骨トラスの製品検査」を行いました。
建物の構造的に大切な箇所となりますので引き続き構造家による検査が実施されました。
これは「超音波探傷検査」と言って鉄骨の溶接した箇所の目に見えない内部のキズが無いかを専用の電子機器を使用して検査を行います。
検査員からの説明を伺い構造家が位置を指示して超音波で反応するグラフを見てキズの有無を確認して頂きました。
複数個所を抜き打ちチェックさせて頂いたところ全て問題なく「超音波探傷検査」は終了しました。
続いて、組み上がったトラスの寸法の確認や全ての接合部の目視確認、溶接の状態を検査しました。
全て綺麗な施工がされており問題なく組み上がっていますが、1箇所だけ写真ではわかりずらい箇所ですが溶接の肉厚が微妙に2mm程少ないとのことでタッチアップを入れて肉厚を増すように指示がされました。
これにて鉄骨の製品検査は無事に合格となり、1月に現場へ据え付けるまでボルトの本締めや管理を引き続き行って頂きます。
正直、これを見た瞬間全員の指揮が高まりより一層良いものができそうだと期待値が高まりました。
年明け1発目のメインイベントとして建て方がとても楽しみです。
2021年12月20日
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