| 211215_ベースコンクリート打設
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本日は基礎ベース部分のコンクリートの打設を行いました。

 

 

 

まずは打設前に確認することがいくつかあります。

 

 

 

 

基礎のコンクリートを打設する際には「フレッシュコンクリート試験」を行い

 

事前に構造設計している基礎の仕様となるよう

 

・コンクリート内の空気量

・スランプ値(コンクリートの硬さ)

・コンクリート内の塩化物含有量

 

を試験します。

 

 

 

 

コンクリート内の空気量は4.8%でした。JIS規格では「4.5%±1.5%」と定められていますので、適正範囲内です。

 

 

 

スランプ値とはスランプコーンという円錐型のコーンにコンクリートを入れ、コーンを抜いた際にどれだけコンクリートが変形するか。その数値を出すものです。スランプ値は16.0cmです。

 

今回の構造設計ではスランプ値15cmとしているので、JIS規格±2.5以内で合格です。

 

 

 

塩化物含有量は換算表を使い、平均値0.02kg/㎡でした。これも0.3kg/㎡以下と定められていますが、問題なく合格です。

コンクリートの塩分が多いと鉄筋がサビてしまうのでキチンと試験で確認することが大切です。

 

 

 

 

 

今回のコンクリート打設は5人体制。

 

・ポンプ車から送られるコンクリートを流し込む方

・バイブレーターで隅々までコンクリートを送る方

・トンボでコンクリートの水平面をつくる方

・コンクリートの天端をコテで綺麗に仕上げる方

 

 

多くの役目があり綺麗な基礎がつくられます。

 

 

 

 

 

予定では夕方頃までかかる想定でしたが、作業が順調に進みお昼頃にはほぼ打設ができておりました。

 

 

 

少し養生期間を置いて、来週24日に立ち上がり部分の打設を行います。

 

 

 

 

 



2021年12月15日



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